釣瓶とは、井戸水を汲み上げる桶のこと。秋の日は釣瓶落としといいますが、あっという間に日が沈んでしまう様子を、まっさかさまに落ちていく釣瓶に喩えたのだとか。
へえ〜。
子どもの頃は、まだ手動ポンプ式の井戸が健在な家があったけど、釣瓶井戸は使ったことはないなあ。博物館では見たことがあるけれど。(それと時代劇で。)ポンプの井戸は、レバーを上げ下げしていると水が湧き出てくる様子が面白くて、格好の遊び場になっていました。
で、釣瓶井戸。
釣瓶落としという例えがぴんとくるような実体験はありませんが、秋の日はとても短い。
茜空は瞬く間に紺青にかわっていきました。